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加入するか否か、数ある保険会社を比較検討してみる…という悩みを持つ前に、まず自動車保険に関する基礎知識を学んでいきましょう。
自動車保険において最初に学ぶべきは、「自賠責保険」と「任意保険」に関してです。
自動車保険は、大きく分けるとこの二つに区分されます。
まず自賠責保険。
正式名称は「自動車損害賠償責任保険」と言います。
その別名を「強制保険」というように、この保険は自動車を運転するためには、必ず加入しておかなければならない保険です。
よって、自賠責保険に関しては、加入率100％という事になります。
入っていなければ、「自動車損害賠償保障法」と「道路交通法」に違反した事になり、1年以下の懲役、また50万円以下の罰金を科せられ、さらに違反点数6点となり、即免許停止となります。
そのため、自動車保有者は例外なく自動車保険に加入しているのですが、自賠責保険だけでは、十分な額は賄いきれません。
それを補う形で加入するのが、任意保険です。
任意保険は、自賠責保険と比較して非常にカバー範囲が広く、その分プランも充実しています。
保険料も高いですが、その分保険金も高く、また会社やプランによって額も大きく変わってくるので、検討の際には最も重要な点となるのです。
自賠責保険で補償される範囲は、「対人、対車両の事故」のみとなっています。
つまり、歩行者をはねたり、他の自動車に衝突してしまったりした場合のみ、保険金がおりるという事です。
それ以外のケースにおいては、任意保険でカバーしなければなりません。
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