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自動車を保有する人は、例外なく加入する事になる自賠責保険は、いわゆる「自動車を運転するにあたっての最低ラインの自動車保険」という事になります。 そのため、保険料、保険金ともに、自動車保険の中では最低限の額が設定されています。
まず、加入者が支払う保険料ですが、これは保険期間や車の種類によって決定します。 たとえば、軽自動車の場合はかなり安く済み、1年で13,600円となっています。 月に換算すると、1,133円程度の支払いという事ですね。 また、自賠責保険はまとまった期間の一括支払いが可能で、軽自動車、普通自動車なら37ヶ月、250cc以下のバイクなら60ヶ月までのまとめ払いが可能です。 この場合、軽自動車なら37ヶ月で30,840円となり、月に834円という計算になります。
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ある程度の余裕があれば、まとめ払いがお得です。
この保険料の金額を見てもわかるように、月々の支払いに換算してみると、かなり負担は少なくて済む事がわかります。 ただし、その分任意保険と比較すると明らかに保険金は少なく、補償額は「死亡事故」の場合に3,000万円、「後遺障害」の場合に4,000万円、「傷害」の場合に120万円となっています。 この額では、傷害に関してはまだしも、死亡事故を起こした場合にはとても支払えないというのが実状です。 死亡事故、もしくは後遺障害が残る事故を起こした場合、億単位の損害額が計上される事もままあります。 過去の判例を比較検討してみると、いかに自賠責保険だけでは心細いかがわかるでしょう。
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