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任意保険における「傷害保険」の中心となるのは、人身傷害補償保険と搭乗者傷害保険です。 しかし、この二つ以外にも傷害保険は存在します。 それは、「自損事故保険」と「無保険車傷害保険」です。 他の自動車保険と比較すると、加入数という観点では決して多くはありませんが、上手く組み合わせる事で非常に有効な保険になり得るので、頭に入れておいて損はないでしょう。
「自損事故保険」は、契約している自動車の保有者、運転手、また搭乗者に対する保険です。 基本的には相殺案件ではなく、単独の事故、また100%の過失が自分にある事故に対しての補償が行われるもので、自賠責保険を補填、強化する意味合いが強い自動車保険ですね。
一方、「無保険車傷害保険」は、さらに補填の意味合いが強い自動車保険です。 基本的に、対象となる範囲は他の傷害保険と同様で、自分の契約している自動車内における範疇となります。 ただ、この無保険者傷害保険は、その名の通り「保険のない自動車に対する保険」です。 しかし、現実には対人、対物賠償責任保険をつけている自動車が加入しているケースがほとんどです。
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その場合、「対人賠償」の範疇外である家族や身内に対する保険という形で付随させる事になるでしょう。
こういった性質から、これらの自動車保険は、単独で契約するという事はまずありません。 他の任意保険とセットで契約する事になります。 比較的、手厚い保険にしたいという人によく利用される保険です。
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